2013年09月10日

米国生保市場定点観測(6)米国の民間介護保険 -いまだ小さな規模撤退が相次ぎ、保険料の高騰も問題化-

松岡 博司

文字サイズ

米国の民間介護保険である長期介護保険はいまだ規模が小さな成長途上の市場であるが、近年、販売の変動性が大きくなり、業績は伸び悩み気味となっている。

また商品設計の難しさ、超低金利による投資収益獲得の見込み薄等を背景に、市場からの撤退が相次ぎ、保険料の値上げ、加入診査の厳格化等、商品性の見直しも行われている。米国の生保業界は、こうした困難な状況を切り抜け、社会の期待に応えていくことを求められている。

Xでシェアする Facebookでシェアする

松岡 博司

研究・専門分野

(2013年09月10日「保険・年金フォーカス」)

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【米国生保市場定点観測(6)米国の民間介護保険 -いまだ小さな規模撤退が相次ぎ、保険料の高騰も問題化-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

米国生保市場定点観測(6)米国の民間介護保険 -いまだ小さな規模撤退が相次ぎ、保険料の高騰も問題化-のレポート Topへ