2013年05月16日

QE速報:1-3月期の実質GDPは前期比0.9%(年率3.5%)~内外需揃った高成長、景気は明確な回復軌道へ

経済研究部 経済調査室長   斎藤 太郎

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  1. 2013年1-3月期の実質GDP成長率は、前期比0.9%(前期比年率3.5%)と2四半期連続のプラス成長となった(当研究所予測4月30日:前期比0.8%、年率3.1%)。
  2. 国内需要が民間消費を中心に伸びを高めたことに加え、外需が4四半期ぶりに成長率を押し上げたことから、実質GDPは2012年10-12月期の前期比年率1.0%から大きく加速した。1-3月期のGDP統計は2012年末にかけて下げ止まった景気が明確な回復軌道に乗り始めたことを示すものとなった。
  3. 先行きについては、株高による消費者マインドの改善が引き続き個人消費を下支えする中、大幅な円安を背景に輸出の好調、設備投資の持ち直しが見込まれること、2012年度の大型補正予算の執行に伴い公的固定資本形成の伸びが高まること、2013年度前半は住宅投資、2013年度後半は個人消費を中心に消費税率引き上げ前の駆け込み需要が見込まれること、など成長率の押し上げ要因が多い。
  4. 依然として不安要因が多い海外経済の大崩れがなければ、日本経済は2013年度を通じて高めの成長を続ける可能性が高い。現時点では2013年4-6月期は前期比年率3%台の成長を予想している。



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経済研究部   経済調査室長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

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