- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 米4月雇用者は16.5万人増と予想を上回り、失業率は7.5%に低下
米労働省発表の4月非農業事業部門の雇用者は前月比16.5万人の増加と市場予想(14万人)を上回った。また、前2ヵ月で計11.4万人の上方改定が行われ、今年1-3月期の月平均は20万人超と堅調さを窺わせた。一方、製造業が横ばい、建設が減少を見せるなど減速の動きも窺われる。
失業率は7.5%と低下(予想は7.6%)、労働人口、雇用者とも増加したが、広義の失業率は13.9%に上昇した。4月雇用統計は、先月の落ち込みから回復の動きを見せるなど、増税(給与税減税の失効、高所得層の増税)や歳出削減にもかかわらず、今の所は景気が底堅さを保っていることを示したと言えよう。ただし、先行きの不透明感は残存しており、そうした懸念が薄らぐまで景気や雇用の回復は緩やかなものとなりそうだ。
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
研究・専門分野
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月18日
「新築マンション価格指数」でみる東京23区のマンション市場動向【2023年】(1)~東京23区の新築マンション価格は前年比9%上昇。資産性を重視する傾向が強まり、都心は+13%上昇、タワーマンションは+12%上昇 -
2024年04月17日
IMF世界経済見通し-24年の見通しをやや上方修正 -
2024年04月17日
不透明感が高まる米国産LNG(液化天然ガス)輸入 -
2024年04月17日
英国雇用関連統計(24年3月)-失業率は増加し、雇用者数も減少 -
2024年04月17日
米住宅着工・許可件数(24年3月)-着工件数は23年8月以来の水準に低下、市場予想を大幅に下回る
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【米4月雇用者は16.5万人増と予想を上回り、失業率は7.5%に低下】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
米4月雇用者は16.5万人増と予想を上回り、失業率は7.5%に低下のレポート Topへ