2013年02月04日

最近の人民元と今後の展開(2013年2月号)

経済研究部 上席研究員   三尾 幸吉郎

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○ 1月の人民元は基準値・現物実勢・NDFとも米国ドルに対して小幅上昇した。基準値を中心に「NDFが大幅元安、現物が大幅元高」の状況は若干緩和したものの1月も継続した。また、新興国通貨の動きはまちまちなのに加え、日本円が4ヵ月連続で下落したことも中国当局が人民元の上昇許容を躊躇させる要因として浮上、少なくとも2月中に上昇を許容することはないだろう。

○ 2月の展開としては、基準値が一定のボックス圏内(6.2~6.4元)で推移するとの見方に変更はない。また、現物実勢は投機的マネーが中国本土に流入し6.2元をトライする可能性はあるものの、中国景気は依然勢いに欠けることから、現物実勢が過度に上昇するようなら中国当局は介入すると見ている。但し、中国当局が人民元の上昇を許容するXデイは着実に近づいている。

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経済研究部   上席研究員

三尾 幸吉郎 (みお こうきちろう)

研究・専門分野
中国経済

(2013年02月04日「経済・金融フラッシュ」)

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