2013年01月21日

欧米諸国の年金事情~隣の芝生は青いか~ 第6回 =イタリア編=

金融研究部 常務取締役 部長   前田 俊之

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■見出し

1――イタリア年金制度の歴史~不安定な政治の産物~
2――公的年金制度~垣間見える年金天国の姿~
3――私的年金制度~国が主導する実質的な企業年金~
4――健全化に向かう年金財政~消えてゆく年金天国~
5――終わりに~実は日本の方が心配?~

■introduction

欧州経済の不安材料の一つとなったイタリア。その原因は債務残高がGDPの100%を超えて財政運営に不安があるという点でした。とりわけ年金制度は財政負担が大きく、この扱いかたについては市場からも注目を浴びました。その年金を巡って2011年にいくつかの改革が行われています。一見、壁際に追い詰められたイタリア政府がやっと重い腰を上げたようにも映ります。しかし、イタリアが年金制度を放置していたわけではありません。年金の制度改革に手をつけたタイミングは1990年代で、他の欧州諸国と比べて決して遅くありませんでした。それではなぜ今になってイタリアの年金制度が問題視されたのでしょうか。今回はそのあたりの事情を中心に見てゆきたいと思います。そのなかからサッカー以外にも日本が参考にすべきことが出てくるかもしれません。

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金融研究部   常務取締役 部長

前田 俊之 (まえだ としゆき)

研究・専門分野
金融研究部統括

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