- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 金融・為替 >
- 金融政策 >
- 12月ECB政策理事会:固定金利・金額無制限の資金供給を13年半ばまで延長、利下げは見送り
2012年12月07日
欧州中央銀行(ECB)は6日に12月の政策理事会を開催、固定金利・金額無制限の資金供給を少なくとも2013年半ばまで継続することを決めた。一方、政策金利については、幅広く議論した上で、コンセンサスで据え置きを決めた。ドラギ総裁は、経済見通しの大幅な下方修正にも関わらず、追加利下げを見送った理由として「中期的な物価の判断を大きくは変更していない」ことなどを挙げた。
ECBの利下げの余地はそもそも乏しくなっている上に、南北間で成長と雇用、資産価格などの非対称性が強い状況では、利下げ効果が限られる半面で副作用が大きくなる可能性がある。
追加利下げは、想定以上に景気が下振れ、デフレのリスクが強まった場合の選択肢となろう。
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1832
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年03月28日
“ガソリン補助金”について改めて考える~メリデメは?トリガー条項との差は? -
2024年03月28日
健康無関心層へのアプローチ -
2024年03月28日
中国経済:景気指標の総点検(2024年春季号) -
2024年03月28日
高齢者就業への期待と課題(中国) -
2024年03月28日
中国における結婚前の財産分与から見た価値観の変化
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
-
2023年04月27日
News Release
【12月ECB政策理事会:固定金利・金額無制限の資金供給を13年半ばまで延長、利下げは見送り】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
12月ECB政策理事会:固定金利・金額無制限の資金供給を13年半ばまで延長、利下げは見送りのレポート Topへ