2012年10月01日

2011年における戸建注文住宅の動向~5年ぶりに建て替え世帯が増加、震災を機に老後を意識した住まいに投資を高めるシニア層~

社会研究部 准主任研究員   塩澤 誠一郎

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■見出し

1――戸建注文住宅の顧客実態調査とは
2――2011年の戸建注文住宅新築世帯像
3――建て替え世帯の特徴
4――建て替え増加への期待

■introduction

2011年度の戸建注文住宅の顧客実態調査では、5年ぶりに建て替え世帯が増加した。
建て替え世帯は、土地代が不要な分取得資金にゆとりがあることから、建築費に十分な資金を掛けている。特に単独世帯の建て替えでは、住宅全体の規模は小さいものの、一人当たりに換算すると、コストを掛けて質の高いゆとりのある住宅に建て替えている。とりわけシニア層の建て替えでその傾向が顕著であり、老後を意識した投資を高めていることが分かる。
建て替え増加の背景には、東日本大震災によって住まいの耐震性に関心が高まったことが挙げられる。こうした動向を捉えて、耐震性能が劣る住宅の建て替えを促進することは、安全・安心で豊かな住生活を支える生活環境の構築に大きく貢献し、同時にそれが今後の超高齢社会を支える礎にもなる。

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社会研究部   准主任研究員

塩澤 誠一郎 (しおざわ せいいちろう)

研究・専門分野
都市・地域計画、土地・住宅政策、文化施設開発

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