2012年09月11日

2012・2013年度経済見通し~12年4-6月期GDP2次速報後改定

経済研究部 経済調査室長   斎藤 太郎

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<実質成長率:2012年度1.7%、2013年度2.0%を予想>


  1. 2012年4-6月期の実質GDP(2次速報値)は、民間在庫の下方修正を主因として1次速報の前期比0.3%(年率1.4%)から前期比0.2%(年率0.7%)へと下方修正された。
  2. GDP2次速報の結果を受けて、8月に発表した経済見通しの改定を行った。実質GDP成長率は2012年度が1.7%、2013年度が2.0%と予想する。4-6月期の実績値が下方改定されたことに加え、足もとの景気下振れを受けて2012年後半の見通しを下方修正したことから、2012年度の成長率を前回から0.5%下方修正した。
  3. 2012年7-9月期は輸出、個人消費が減少に転じることから前期比年率▲0.1%と小幅ながら5四半期ぶりのマイナス成長となり、10-12月期も年率0.8%の低成長にとどまると予想する。海外経済、為替動向次第では輸出を中心として成長率がさらに下振れするリスクがある。日本経済はここにきて正念場を迎えている。
  4. 2013年度は海外経済の持ち直しから輸出が回復に向かうこと、消費税率引き上げ前に個人消費、住宅投資の駆け込み需要が発生することなどから高めの成長が続くだろう。2013年度の実質GDPは駆け込み需要により0.7%押し上げられると試算される。



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経済研究部   経済調査室長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

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