2012年09月05日

文化の祭典、ロンドンオリンピック――東京オリンピック2020に向けて

社会研究部 研究理事   吉本 光宏

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■見出し

1――London 2012 Festivalの概要
2――London 2012 Festivalの特徴的なプログラムとオリンピック文化戦略が誕生するまで
3――オリンピックと文化プログラム

■introduction

去る8月12日に閉幕したロンドンオリンピック。日本は過去最多の38個のメダルを獲得し、TVの前であるいは現地の競技場で日本選手の活躍に熱狂した方々も多いだろう。実は、そのオリンピックと並行して英国全土で多彩な文化イベントが開催されていたことはあまり知られていない。ロンドンが、最有力候補と目されたパリを押さえ、2012年オリンピックの招致に成功した大きな理由のひとつが、IOCに提案した文化プログラムがアピールしたためだ、とも言われている。
オリンピックの開会式や閉会式も英国の代表的なアーティストの功績を網羅する芸術的イベントであったが、パラリンピックの始まった今も、オリンピック会場とは別の場所で膨大な数の文化イベントが進行中である。8月1日にロンドンで開催された世界都市文化サミット に参加した折に、そのうちのいくつかを視察する機会に恵まれた。
本稿では、ロンドンオリンピックの文化プログラムの概要を整理し、視察したものの中から興味深い事例を紹介したうえで、それが実現するまでの経緯を振り返りながら、オリンピックと文化の関係、2020年の東京オリンピック招致について考察してみたい。

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社会研究部   研究理事

吉本 光宏 (よしもと みつひろ)

研究・専門分野
芸術文化政策、文化施設開発、文化施設運営・評価、創造都市、オリンピックと文化

(2012年09月05日「基礎研レポート」)

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