- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 金融・為替 >
- 金融市場・外国為替(通貨・相場) >
- ドル基軸通貨体制の行方-人民元の国際化とSDRの可能性
■見出し
1――存在感高まる中国経済
2――ドル基軸通貨体制への影響
3――基軸通貨と世界経済
4――基軸通貨交代のインパクト
5――おわりに
■introduction
世界経済の構造は、新興国経済の拡大によってこれまでの日米欧を中心とする先進工業国を中心とするものから大きく変化している。このような世界経済の変化は、人口規模の大きな新興国通貨の重要性を高め、第二次世界大戦後続いてきた米ドルを基軸通貨とする現在の国際通貨体制を変えていく可能性が高い。国際通貨体制の未来には、いくつかの可能性があるが、過去の歴史のように経済的覇権国の通貨を基軸通貨として使用するよりは、人工的な国際通貨を創設する方が世界経済全体にとって望ましいと考えらえる。今後中国などの新興国が経済的覇権を握り、それによって基軸通貨の交代が起こる場合よりは、人工的な基軸通貨の創設の方が日本をはじめとする先進工業諸国にとっても望ましい結果となる可能性が高いだろう。
このレポートの関連カテゴリ
櫨(はじ) 浩一 (はじ こういち)
研究・専門分野
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月19日
パワーカップル世帯の動向-2023年で40万世帯、10年で2倍へ増加、子育て世帯が6割 -
2024年04月19日
消費者物価(全国24年3月)-コアCPIは24年度半ばまで2%台後半の伸びが続く見通し -
2024年04月19日
ふるさと納税のデフォルト使途-ふるさと納税の使途は誰が選択しているのか? -
2024年04月18日
サイレントマジョリティ⇒MAGAで熱狂-米国大統領選挙でリベラルの逆サイレントマジョリティはあるか- -
2024年04月18日
「新築マンション価格指数」でみる東京23区のマンション市場動向【2023年】(1)~東京23区の新築マンション価格は前年比9%上昇。資産性を重視する傾向が強まり、都心は+13%上昇、タワーマンションは+12%上昇
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【ドル基軸通貨体制の行方-人民元の国際化とSDRの可能性】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
ドル基軸通貨体制の行方-人民元の国際化とSDRの可能性のレポート Topへ