2012年05月02日

最近の人民元と今後の展開(2012年5月号)

経済研究部 上席研究員   三尾 幸吉郎

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○ 4月末の対米国ドル人民元相場(基準値)は、前々月末比0.2%元高・ドル安の1米国ドル=6.2787元で終了した。安値は6.3072元(6日)、高値は6.2787元(27日)で、前回4月号で予想した「一定のボックス圏(6.2~6.4元)」の範囲に納まるも、変動幅は予想したほど拡大しなかった。

○ 今後も一定のボックス圏内(6.2~6.4元)で推移するとの見方に変更はない。但し、6月のG20首脳会議に向けては、大統領選を控えた米国が対中圧力を強め、中国も人民元改革の更なる前進を匂わせていることから、ボックス圏内での上値トライの可能性が高い。その前哨戦となる5月3日から開催される米中戦略・経済対話や、新規輸出受注が改善傾向を示す輸出の動向が注目される。

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経済研究部   上席研究員

三尾 幸吉郎 (みお こうきちろう)

研究・専門分野
中国経済

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