2012年04月05日

4月ECB政策理事会:拡大する域内格差、当面は現状維持を継続せざるを得ず

経済研究部 上席研究員   伊藤 さゆり

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4日開催の4月の欧州中央銀行(ECB)政策理事会は全会一致で現状維持を決めた。
ユーロ圏の危機は小康状態にあるものの、南欧への警戒は続いている。全体では、ユーロ圏の景気は緩やかな回復が見込まれるが、景気の一層の落ち込みと雇用の悪化が予想される南欧と雇用堅調なドイツという域内の格差は拡大しやすくなっている。
ECBは、当面は南欧の信用危機の再拡大、景気下振れリスクとドイツのインフレ圧力とを両睨みせざるを得ず、政策面では現状維持を継続することになるだろう。

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経済研究部   上席研究員

伊藤 さゆり (いとう さゆり)

研究・専門分野
欧州経済

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