2012年02月17日

ギリシャ向け第二次支援-いよいよ決着へ

経済研究部 上席研究員   伊藤 さゆり

文字サイズ

  1. 20日の定例ユーロ圏財務相会合でのギリシャ向け第二次支援の承認に向けた調整が大詰めを迎えている。ギリシャは支援承認のための3条件を達成しつつあり、焦点は民間との債務再編協議と監視強化・債務返済優先の仕組みを巡る調整に移っている。
  2. 公的資金の無制限な投入や交換後の国債の利払い停止を避けたい支援国側と元本償還圧力と利払いの負担の長期にわたる軽減する見返りとして財政主権の部分的放棄を迫られることに難色を示すギリシャの対立は、ギリシャの譲歩で決着するだろう。
  3. 政策対応の進展(下図参照)もあり、ギリシャ・ショックへの耐性は以前よりも高まったが、ギリシャと支援国の双方にとって「無秩序なデフォルト」の回避が望ましい。



39702_ext_15_1.jpg
43_ext_01_0.jpg

経済研究部   上席研究員

伊藤 さゆり (いとう さゆり)

研究・専門分野
欧州経済

レポート

アクセスランキング

【ギリシャ向け第二次支援-いよいよ決着へ】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

ギリシャ向け第二次支援-いよいよ決着へのレポート Topへ