2011年07月29日

消費者物価(全国11年6月)~3ヵ月連続のプラスも、基準改定後にはマイナスへ

経済研究部 経済調査室長   斎藤 太郎

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■見出し

・コアCPI上昇率は3ヵ月連続のプラス
・コアCPI上昇率は基準改定でマイナスの公算

■introduction

総務省が7月29日に公表した消費者物価指数によると、11年6月の消費者物価(全国、生鮮食品を除く総合、以下コアCPI)は前年比0.4%(5月:同0.6%)となり、上昇率は前月から0.2ポイント縮小した。事前の市場予想(QUICK集計:0.5%、当社予想は0.4%)を下回る結果であった。
食料(酒類除く)及びエネルギーを除く総合は前年比0.1%(5月:同0.1%)、総合は0.2%となった。
コアCPIの内訳をみると、電気代(5月:前年比1.9%→6月:同2.5%)は上昇幅が若干拡大したが、ガソリン(5月:前年比9.0%→6月:同7.1%)、灯油(5月:年比20.0%→6月:同18.4%)の上昇幅が縮小したため、エネルギー全体の上昇率は5月の前年比5.7%から同5.2%へと若干縮小した。
食料品(生鮮食品を除く)は前年比▲0.5%(5 月:同▲0.1%)と23 ヵ月連続で下落し、下落幅は前月よりも拡大した。
コアCPI上昇率のうち、エネルギーによる寄与が0.44%(5月は0.48%)、食料品(生鮮食品を除く)が▲0.11%(5月は▲0.02%)、たばこが0.28%、その他が▲0.20%(5月は▲0.14%)であった。

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経済研究部   経済調査室長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

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