2011年03月25日

J-REITの合併効果検証とガバナンスの課題

金融研究部 不動産調査室長 岩佐 浩人

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J-REIT(不動産投資信託)市場では、制度改正により実務上の障壁が解消されて2010年に7件の合併が成立した。合併に伴う資産規模の拡大や負ののれんを活用した運用戦略の自由度向上など合併効果に対する投資家評価は高い。
ただし、保有不動産の評価額と比べて不利な比率で合併し投資主利益の損なわれるリスクも生じており、資産運用会社は日頃よりガバナンスや情報開示の信頼性を高めていかなければならない。

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金融研究部   不動産調査室長

岩佐 浩人 (いわさ ひろと)

研究・専門分野
不動産市場・投資分析

経歴
  • 【職歴】
     1993年 日本生命保険相互会社入社
     2005年 ニッセイ基礎研究所
     2019年4月より現職

    【加入団体等】
     ・一般社団法人不動産証券化協会認定マスター
     ・日本証券アナリスト協会検定会員

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【J-REITの合併効果検証とガバナンスの課題】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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