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- 米8月ISM指数:製造業上昇も非製造業は下落、明暗を分ける
■見出し
・製造業指数は4ヵ月ぶりに上昇も、非製造業指数は予想以上の下落に
・製造業各指数では、雇用指数が60.4と続伸の一方、受注指数の低下は懸念要因:各指数別内訳の動向
・非製造業各指数では、特に受注指数と雇用指数の低下を警戒
■introduction
米景気が減速を見せる中、8月ISM指数は、製造業PMIが前月比0.8ポイント(56.3)と上昇した半面、非製造業NMIでは同▲2.8ポイント(51.5)と下落、明暗を分けた。
製造業の内訳では、生産・雇用指数の上昇がPMIを押し上げた半面、受注指数の低下が先行きに影を投げかけた。
非製造業では景況感の分かれ目となる50を維持したものの、内訳では受注・雇用指数等の主要指数が軒並み下落しNMIを押し下げたのに加え、輸出受注が大きく低下するなど受注関連指数の低下が先行きに不安を残す展開となった。
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土肥原 晋
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