2010年06月11日

6月BOE金融政策委員会:物価は上振れも、現状維持を継続

経済研究部 上席研究員   伊藤 さゆり

文字サイズ

■見出し

・現状維持を継続、5月「インフレ報告」も前回から大幅な修正はなし
・資産買い取り残高は必要に応じて拡大方向にも削減方向にも動く構え

■introduction

イングランド銀行(BOE)は9日と10日に開催した金融政策委員会(MPC)で政策金利の0.5%での据え置きと資産買い取り(量的緩和)残高の2000億ポンドでの維持を決めた。5月の「インフレ報告」で示された見通しは現状維持の長期化を示唆する内容であり、今回も全員一致の決定であった可能性が高い。
予想される景気回復テンポが緩慢であるため、MPCの現状維持は当面続く見通しだが、内外の経済・金融情勢が不透明感の強い状況にあるため、BOEは必要に応じて柔軟な対応を講じることになろう。

このレポートの関連カテゴリ

43_ext_01_0.jpg

経済研究部   上席研究員

伊藤 さゆり (いとう さゆり)

研究・専門分野
欧州経済

レポート

アクセスランキング

【6月BOE金融政策委員会:物価は上振れも、現状維持を継続】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

6月BOE金融政策委員会:物価は上振れも、現状維持を継続のレポート Topへ