2010年03月03日

ニッセイ景況アンケート調査結果-2009年度下期調査

経済研究部 シニアエコノミスト   上野 剛志
社会研究部 准主任研究員   青山 正治

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■調査結果要旨

I.景気動向
1.企業の景況感は好転、先行きも緩やかな改善が続く見通し
2.地域別業況は改善状況、先行きの方向感に大きなバラつき有り
3.09年度は大幅な減収減益、10年度は売上の急減は収まり経常損益も持ち直す
4.09年度の地域別収益は全国的に減収減益傾向強い、10年度は関東の持ち直しが顕著


II.雇用、設備投資、金融環境など
1.雇用は伸びが鈍化、製造業は削減傾向強まる
2.設備投資は10年度も低迷
3.金融機関の貸出態度は緩和傾向だが、中小企業は厳しい
4.現在最も注力している経営指標では、「自己資本比率」の割合が低下


III.地球温暖化対策への取り組み
1.温室効果ガス排出量の25%削減方針を「チャンス」ととらえる向きもかなり多い
2.温暖化関連ビジネスの取り組み方針では「拡大傾向あり(28%)」、「拡大傾向なし(17%)」
3.温暖化関連ビジネスについて「拡大意向あり」とする割合は「電気・ガス・水道」(52.8%)がトップ
4.製造業では4社に1社が「海外市場」の方がビジネスチャンスが大きいと認識
5.注力予定の温暖化関連ビジネスは「省エネ型の製(商)品・部品」が51%
6.温暖化ニジネスに取り組む上での不足要素は幅広く分散、中堅・中小企業は不足感高い
7.温室効果ガス削減に向けた取り組みを進めている企業が過半だが、中小企業は遅れ気味
8.温室効果ガス削減で改善効果が大きい領域は「工場」が35%、「オフィス」が22%
9.温室効果ガス削減に向けた課題・問題点は「現状把握ができない」22%
10.温室効果ガス削減に関する情報収集先は「特になし」が最多、課題が浮き彫りに

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経済研究部

上野 剛志 (うえの つよし)

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社会研究部

青山 正治 (あおやま まさはる)

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