2009年11月06日

11月BOE金融政策委員会:量的緩和は3回目の増枠もペース・ダウンへ

経済研究部 上席研究員   伊藤 さゆり

文字サイズ

■introduction

・政策金利は据え置き、量的緩和を拡大
イングランド銀行(BOE)は4~5日に金融政策委員会(MPC)を開催、政策金利の0.5%での据え置きと中長期国債等の資産買い取り(量的緩和)枠を250億ポンド増枠し、2000億ポンドに引き上げることを決めた。量的緩和の拡大は3回目であり、いずれも四半期に一度の「インフレ報告」の公表月に実施されている。
今回の増枠の決定は「今後の回復も鈍く大幅な生産能力の余剰が続く(声明文)」との判断に基づくものである。
今回増枠された250億ポンドの買い取りは「今後3カ月かけて行なう」とされており、過去3カ月余りの半分程度にスローダウンする。増枠の停止に向けた地ならしの段階に入ると解釈することもできよう。

このレポートの関連カテゴリ

43_ext_01_0.jpg

経済研究部   上席研究員

伊藤 さゆり (いとう さゆり)

研究・専門分野
欧州経済

レポート

アクセスランキング

【11月BOE金融政策委員会:量的緩和は3回目の増枠もペース・ダウンへ】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

11月BOE金融政策委員会:量的緩和は3回目の増枠もペース・ダウンへのレポート Topへ