- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 日本経済 >
- 2009年7-9月期の実質GDP~前期比0.5%(年率2.1%)を予測
2009年10月30日
- 11/16に内閣府から公表される2009年7-9月期の実質GDPは、前期比0.5%(前期比年率2.1%)と2四半期連続のプラス成長になったと推計される。
- 外需寄与度は前期に比べ大きく縮小したが、政策効果を主因とした民間消費の増加や、企業収益の持ち直しに伴う設備投資の減少幅縮小などから、国内需要が6四半期ぶりに増加に転じたため、4-6月期に続き年率2%台の成長を確保したとみられる。
- 4-6月期は民間在庫が成長率を大きく押し下げた(前期比寄与度▲0.8%)が、在庫調整のスピードが緩やかになったことに伴い、7-9月期は成長率を若干押し上げる形となった(前期比寄与度0.1%を予測)。公的固定資本形成は、4-6月期には2008年度補正予算の執行などから高い伸びとなったが、7-9月期はその反動もあり、前期比▲0.4%と小幅ながらも減少に転じた。
- 実質GDP成長率への寄与度は、国内需要が0.2%(うち民需0.1%、公需0.1%)、外需が0.3%と予測する。
- 名目GDPは前期比▲0.9%(年率▲3.6%)と6四半期連続の減少を予測する。GDPデフレーターは国内需要デフレーターの下落幅拡大を主因に、前年比▲0.1%と4四半期ぶりに下落に転じるだろう。
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1836
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年03月28日
健康無関心層へのアプローチ -
2024年03月28日
中国経済:景気指標の総点検(2024年春季号) -
2024年03月28日
“ガソリン補助金”について改めて考える~メリデメは?トリガー条項との差は? -
2024年03月28日
高齢者就業への期待と課題(中国) -
2024年03月28日
中国における結婚前の財産分与から見た価値観の変化
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
-
2023年04月27日
News Release
【2009年7-9月期の実質GDP~前期比0.5%(年率2.1%)を予測】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
2009年7-9月期の実質GDP~前期比0.5%(年率2.1%)を予測のレポート Topへ