2009年09月29日

消費者物価(全国09年8月)~コアCPIは4ヵ月連続で過去最大の下落率を更新

経済研究部 経済調査室長   斎藤 太郎

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■見出し

・コアCPIは4ヵ月連続で過去最大の下落率を更新
・物価下落品目数がさらに増加
・コアCPIは年末にかけて下落幅縮小の公算

■introduction

総務省が9月29日に公表した消費者物価指数によると、8月の消費者物価(全国、生鮮食品を除く総合、以下コアCPI)は前年比▲2.4%となり、下落幅は前月から0.2ポイント拡大した。事前の市場予想(ロイター集計:▲2.4%、当社予想も▲2.4%)通りの結果であった。下落率は4ヵ月連続で過去最大を更新した。
食料(酒類除く)及びエネルギーを除く総合は前年比▲0.9%(7月:同▲0.9%)、総合は前年比▲2.2%(7月:同▲2.2%)となった。
コアCPIの内訳を見ると、電気代(7月:前年比▲4.4%→8月:同▲5.2%)、ガス代(7月:前年比▲2.8%→8月:同▲4.1%)、ガソリン(7月:前年比▲30.5%→8月:同▲31.4%)、灯油(7月:前年比▲43.4%→8月:同▲44.9%)のいずれもが前月より下落幅が拡大したため、エネルギー全体では前年比▲18.6%(7月:同▲17.5%)と下落幅が拡大した。食料品(生鮮食品を除く)は前年比▲0.5%(7月:同0.1%)となり、3年ぶりに下落に転じた。
コアCPI上昇率のうち、エネルギーによる寄与が▲1.78%(7月は▲1.67%)、食料品(生鮮食品を除く)が▲0.11%(7月は0.02%)、その他が▲0.54%(7月は▲0.60%)であった。

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経済研究部   経済調査室長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

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