2009年09月14日

2009・2010年度経済見通し~09年4-6月期GDP2次速報後改定

経済研究部 経済調査室長   斎藤 太郎

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<実質成長率:2009年度▲2.9%、2010年度1.5%を予想>
  1. 2009年4-6月期のGDP2次速報は、民間在庫投資の下方修正などから、実質GDP成長率が1次速報の前期比0.9%(年率3.7%)から前期比0.6%(年率2.3%)へと下方修正された。
  2. GDP2次速報の結果を受けて、8月に発表した経済見通しの改定を行った。実質GDP成長率は2009年度が▲2.9%、2010年度が1.5%と予想する(前回見通しは2009年度が▲2.6%、2010年度が1.2%)。
  3. 2009年度の下方修正は、4-6月期の成長率が下方修正されたことに加え、新政権発足に伴い2009年度補正予算の一部執行停止の可能性が高まったため、公的固定資本形成を下方修正したことによる。2010年度は、子ども手当、暫定税率の廃止などにより、民間消費が押し上げられるため、前回見通しから0.3%上方修正した。
  4. 個人消費の息切れ、経済対策の効果剥落、補正予算の一部執行停止の影響が重なる2009年度末には景気の停滞色が強まる可能性が高いが、子ども手当などの家計支援策が実施される2010年度入り後には成長率が再び高まるだろう。
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経済研究部   経済調査室長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

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