2009年08月26日

貿易統計09年7月~輸出の回復ペースが鈍化

経済研究部 経済調査室長   斎藤 太郎

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■見出し

・貿易収支は2ヵ月連続で改善
・新興国向けの輸出が低調

■introduction

財務省が8月26日に公表した貿易統計によると、7月の貿易収支は3,802億円の黒字(前年比364.2%)となり、ほぼ事前の市場予想(ロイター事前予想:3,850億円、当社予想は4,384億円)通りの結果となった。
4ヵ月連続で減少幅が縮小していた輸出は前年比▲36.5%(6月:同▲35.7%)とマイナス幅が若干拡大したが、引き続き輸入の減少幅(6月:前年比▲41.9%→7月:同▲40.8%)を下回ったため、貿易収支は2ヵ月連続で前年よりも改善した。季節調整済の貿易収支は1,945億円と4ヵ月連続の黒字となったが、黒字幅は前月の3,741億円から縮小した。
輸出の内訳を数量、価格に分けてみると、輸出数量が前年比▲27.6%(6月:同▲27.6%)、輸出価格が前年比▲12.2%(6月:同▲11.1%)であった。
輸入の内訳は、輸入数量が前年比▲14.9%(6月:同▲18.2%)、輸入価格が前年比▲30.5%(6月:同▲29.1%)であった。

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経済研究部   経済調査室長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

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