2009年04月10日

4月BOE金融政策委員会:政策金利0.5%で据え置き、量的緩和継続

経済研究部 常務理事 伊藤 さゆり

このレポートの関連カテゴリ

文字サイズ

■見出し

・大方の予想どおり政策金利は0.5%で据え置き、量的緩和も当初計画通り継続
・期待される金融安定化対策、金融緩和の効果
・議事録は22日に公開

■introduction

イングランド銀行は8~9日に金融政策委員会(MPC)を開催した。大方の予想どおり、政策金利は0.5%で据え置き、先月開始した中長期国債等の買い取りによる量的緩和も当初予定通りのペースで継続することを決めた。
イギリスは金融緩和、金融システムの安定化の両面で欧州主要国を先行してきた。サーベイ調査や住宅指標など一部には政策効果と見られる変化も見られるようになっているが、経済活動が極めて低い水準にある状況は変わらず、失業増大のピッチも速まっている。
BOEは、政策金利は下限と見なされる0.5%で据え置き、量的緩和を継続することになりそうだ。

Xでシェアする Facebookでシェアする

このレポートの関連カテゴリ

経済研究部   常務理事

伊藤 さゆり (いとう さゆり)

研究・専門分野
欧州の政策、国際経済・金融

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【4月BOE金融政策委員会:政策金利0.5%で据え置き、量的緩和継続】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

4月BOE金融政策委員会:政策金利0.5%で据え置き、量的緩和継続のレポート Topへ