2009年01月22日

貿易統計08年12月~08年10-12月期の外需寄与度は前期比▲2%程度の急激な落ち込みに

経済研究部 経済調査室長   斎藤 太郎

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■見出し

・貿易赤字が継続
・輸出は全ての地域向けに急減
・10-12月期の外需寄与度は過去最大のマイナス幅に

■introduction

財務省が1月22日に公表した貿易統計によると、08年12月の貿易収支は▲3,207億円の赤字となり、事前の市場予想(ロイター集計:▲2,780億円、当社予想は▲2,460億円)を若干下回る結果となった。輸出入ともに大きく減少したが、輸出の減少幅が前月の前年比▲26.7%から同▲35.0%へとさらに拡大し、3ヵ月連続で貿易赤字となった。季節調整済の貿易収支は▲1,488億円と5ヵ月連続の赤字となった。
海外経済の急速な悪化が続いていることを反映し、輸出数量が前年比▲29.8%(11月:同▲22.2%)とマイナス幅を拡大させたことに加え、円高の影響で輸出価格が前年比▲7.3%(11月:同▲5.9%)となったため、輸出金額は前年比▲35.0%(11月:同▲26.7%)と前月に続き大幅な減少となった。
輸入数量は前年比▲7.2%(11月:同▲10.7%)とマイナス幅が縮小したが、円高の進展と原油価格の下落に伴い、輸入価格が前年比▲15.5%(11月:同▲4.1%)と二桁のマイナスとなったため、輸入金額は前年比▲21.5%(11月:同▲14.4%)とマイナス幅が拡大した。

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経済研究部   経済調査室長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

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