2009年01月16日

1月ECB政策理事会:50bpの利下げで政策金利は2%に

経済研究部 上席研究員   伊藤 さゆり

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■見出し

・経済見通しの悪化に対応、4カ月連続の利下げ
・3月の追加利下げを示唆
・利下げ幅は最低でも50bp に

■introduction

欧州中央銀行(ECB)は15日に政策理事会を開催、50bpの利下げを決めた。4カ月連続の利下げで政策金利は2%の過去最低水準に並んだ。今回の追加利下げは「経済見通しの一層の悪化によりインフレ圧力の後退が続いている」ことに対応したものと説明された。
質疑応答で、トリシェ総裁は、「2%は(政策金利の)下限ではない」として追加利下げの可能性を示唆すると同時に「非常に低い水準」への利下げは否定した。追加利下げのタイミングは四半期に一度の経済見通しの公表月となる3月に行う意向を示した。3月の利下げ幅は最低でも50bpと見込まれ、2009年半ばには政策金利が1%に達する可能性が濃厚になってきた。

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経済研究部   上席研究員

伊藤 さゆり (いとう さゆり)

研究・専門分野
欧州経済

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