- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 調整続く米住宅市場~7月住宅価格は16.3%下落で過去最大に
■見出し
・7月ケース・シラー20都市住宅価格指数は、前年比▲16.3%の下落
・8月中古住宅販売戸数は前月比2.2%減、在庫・価格面での調整が加速
・8月新築住宅販売は、前月比▲11.5%、年率46.0万戸 と大幅減少
■introduction
米国では一連の住宅指標が発表されたが、月例のケース・シラー住宅価格指数では、7月の前年比の指数がこれまでで最大の落ち込みとなった。販売面でも、販売在庫が重たく、8月の中古・新築販売がともに前月比でマイナスとなり、調整を深めている。9月は住宅ローン関連資産の損失拡大等により、大手金融機関の破綻・救済が続いたことから、信用不安が急速に高まり、企業・個人とも資金調達が厳しくなっている。住宅市場への影響も強まったと思われ、住宅市場の調整はさらに長引くことが予想される。
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
研究・専門分野
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月18日
サイレントマジョリティ⇒MAGAで熱狂-米国大統領選挙でリベラルの逆サイレントマジョリティはあるか- -
2024年04月18日
「新築マンション価格指数」でみる東京23区のマンション市場動向【2023年】(1)~東京23区の新築マンション価格は前年比9%上昇。資産性を重視する傾向が強まり、都心は+13%上昇、タワーマンションは+12%上昇 -
2024年04月17日
IMF世界経済見通し-24年の見通しをやや上方修正 -
2024年04月17日
不透明感が高まる米国産LNG(液化天然ガス)輸入 -
2024年04月17日
英国雇用関連統計(24年3月)-失業率は増加し、雇用者数も減少
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【調整続く米住宅市場~7月住宅価格は16.3%下落で過去最大に】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
調整続く米住宅市場~7月住宅価格は16.3%下落で過去最大にのレポート Topへ