2008年09月24日

ニッセイ景況アンケート調査結果-2008年度上期調査

  明田 裕
経済研究部 専務理事   櫨(はじ) 浩一

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■調査結果要旨

I.景気動向
1.企業の景況感は急速に悪化、先行きも更に悪化が見込まれている
2.08年度の売上は増加だが、経常損益は悪化
3.好調だった関東、近畿、東海の業況悪化が鮮明に
4.08年度は、総じて売上げの伸び鈍化が見込まれ、損益は全国的に悪化傾向


II.雇用、設備投資、金融環境
1.雇用拡大意欲は若干弱まる見通し
2.08年度の設備投資意欲は07年度に比べて低下
3.貸出態度は厳しくなる傾向
4.現在注力している経営指標は、「売上高利益率」とする企業が最も多い


III.原材料・原油高と今後の企業経営
1.9割の企業が08年度業績にマイナスの影響が出ると判断
2.経営に与える影響としてコストの上昇を挙げる企業が圧倒的に多い
3.過去1年間に販売価格の引き上げを試みた企業は半数弱にとどまる
4.販売価格の引き上げ方法は既存商品の価格引き上げが中心
5.販売価格を引き上げてもコスト上昇はなかなかカバーできていない
6.販売価格引き上げ断念の主因は、販売先、同業他社との関係
7.半数以上の企業が原材料・原油価格の更なる上昇を予想
8.今後1年以内に販売価格引き上げを試みる予定がある企業は約6割
9.1年前に比べて販売価格引き上げが容易との見方は半数強にとどまる
10.今後の経営の重点は、コスト削減に加えて「ブランド力の向上」「新製品の開発」

明田 裕

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経済研究部

櫨(はじ) 浩一 (はじ こういち)

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