2008年09月16日

2008・2009年度経済見通し~08年4-6月期2次QE後改定

経済研究部 経済調査室長   斎藤 太郎

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<実質成長率:2008年度0.6%、2009年度1.6%を予想>
  1. 4-6月期のGDP2次速報は、設備投資、外需の下方修正から、実質GDP成長率が1次速報の前期比▲0.6%(年率▲2.4%)から前期比▲0.7%(年率▲3.0%)へと下方修正された。
  2. 実質GDP成長率は2008年度が0.6%、2009年度が1.6%と予想する。前回見通し(8月時点)と比べて2009年度の成長率を0.1%上方修正した、これは8月末に発表された経済対策で定額減税の実施が盛り込まれたことを反映したものである(今回の予測では2兆円規模の所得減税を想定)。
  3. 消費者物価上昇率(生鮮食品を除く総合)は2008年度が1.7%、2009年度が1.0%と予想する。足もとの原油価格下落、円高の進展を反映し、前回見通しと比べて2008年度、2009年度ともに上昇率を0.2%下方修正した。
  4. 景気の底打ちは2009年度初め頃と予想するが、交易条件の悪化に歯止めがかかり企業収益の下押し圧力が緩和されること、米国をはじめとした海外経済が持ち直すことが条件である。
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経済研究部   経済調査室長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

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