2008年06月03日

07年度一般会計税収実績:08年4月~07年度も暗雲漂う補正後予算の達成

  篠原 哲

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■見出し

・4月末累計の一般会計税収は前年同期比5.9%の増加
・4月末累計税収の進捗割合は81.8%に留まる

■introduction

6月2日、財務省より2008年4月末の一般会計の税収実績(2007年度分 )が公表された。4月単月の一般会計の税収は、前年同月比5.2増の4兆8626億円となった。所得税は配当課税の増加や、定率減税の廃止もあり前年同月比10.4%の大幅な増収となったが、法人税(同▲6.5%)と消費税(同▲0.4%)は前年よりも減少した。
4月末時点の07年度累計税収は42兆9664億円と、前年同期比5.9%の増収となった。項目別では、所得税は定率減税廃止の影響もあり前年同期比14.5%の増収となり、07年度補正後予算もほぼ達成した。法人税も同3.8%の増収となっているが、消費税は同▲2.7%と前年同期よりも減少している。
2007年度補正予算では、一般会計の税収は52兆5510億円と、前年度決算から7.1%の増加を見込んでいるが、4月末時点の累計税収の伸び(前年同期比5.9%増)は、このペースを下回っている。企業収益の悪化により、法人税が伸び悩んでいることが大きな要因となっている。

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