2008年03月26日

貿易統計08年2月~米国向け以外の輸出は好調維持

経済研究部 経済調査室長   斎藤 太郎

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■見出し

・貿易収支は4ヵ月ぶりに改善
・米国向け以外の輸出は好調を維持

■introduction

財務省が3月26日に公表した貿易統計によると、08年2月の貿易黒字は9,700億円(前年比0.9%)となり、4カ月ぶりに前年よりも改善したが、事前の市場予想(ロイター集計:11,464億円、当社予想は10,480億円)は大きく下回った。
輸出価格が前年比▲5.3%(1月:同▲2.4%)と6ヵ月連続でマイナスとなる中、輸出数量の伸び前年比14.8%(1月:同10.4%)と高まったため、輸出金額は前年比8.7%(1月:同7.7%)となった。
輸入数量は前年比▲3.8%(1月:同▲1.5%)とマイナス幅が拡大したが、原油高の影響で輸入価格が前年比14.5%(1月:同10.8%)と伸びが大きく高まったため、輸入金額は前年比10.1%(1月:同9.2%)と2ヵ月ぶりに二桁の伸びとなった。
貿易収支は前年よりも改善したものの、市場予想は5ヵ月連続で下回った。貿易収支の実績値が市場予想を下回り続けると、貿易収支は縮小に向かう傾向があることには留意が必要だろう(詳細はweeklyエコノミストレター2008.3.21号参照)。

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経済研究部   経済調査室長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

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