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6年ぶりのプラス改定となった診療報酬の具体的な単価(点数)改定の詰めの作業が行われている。
一方で、病診格差(勤務医・開業医問題)、診療科偏在(産科・小児科問題)、地域偏在(医師不足)をはじめとして公的医療保険が制度疲労の状態にある。
2008年度診療報酬改定は医療制度の再生を担えるのか。2008年改定の位置付けを確認するとともに、具体的な論点を考察する。
阿部 崇
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