2008年01月30日

鉱工業生産07年12月~1-3月期は急減速の可能性

経済研究部 経済調査室長   斎藤 太郎

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■見出し

・10-12月期の生産指数は3四半期連続の上昇
・1-3月期の急減速は不可避か

■introduction

経済産業省が1月30日に公表した鉱工業指数によると、07年12月の鉱工業生産指数は前月比1.4%と2ヵ月ぶりの上昇となったが、前月時点の予測指数の伸び(前月比4.0%)、事前の市場予想(ロイター集計:前月比2.0%、当社予想も2.0%)を下回った。出荷指数は、前月比1.6%と2ヵ月ぶりの上昇、在庫指数は前月比▲0.5%と5ヵ月ぶりの低下となった。
12月の生産を業種別に見ると、在庫調整が終了したと見られる電子部品・デバイスが前月比0.9%、輸出の堅調が続く輸送機械が同0.8%となるなど、速報段階で公表される16業種中、13業種が前月比で上昇となった。
10-12月期の生産は前期比1.3%となり、7-9月期の同2.2%に比べれば減速したものの、引き続き高めの伸びとなった。輸送機械が前期比6.5%、電子部品・デバイスが同4.0%の高い伸びとなり、10-12月期の生産指数をそれぞれ1.0%、0.7%押し上げた。
一方、建築基準法改正に伴う建築着工の落ち込みの影響から、業種別には窯業・土石が前期比▲4.0%、財別には建設財が同▲2.6%と大きく落ち込んだ。

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経済研究部   経済調査室長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

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