2007年10月26日

消費者物価(全国07年9月、東京07年10月)~コアCPIは年末にかけてプラス転化の公算

経済研究部 経済調査室長   斎藤 太郎

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■見出し

・コアCPIは8ヵ月連続のマイナス
・10-12月期のコアCPIはプラス転化の可能性大

■introduction

総務省が10月26日に公表した消費者物価指数によると、9月の消費者物価(全国、生鮮食品を除く総合、以下コアCPI)は、前年比▲0.1%と8ヵ月連続のマイナスとなり、事前の市場予想(ロイター集計:▲0.1%、当社予想も▲0.1%)通りの結果だった。
前年同月の水準が高かった石油製品が前年比▲0.3%(8月:同0.4%)、と4ヵ月ぶりに下落に転じる一方、持家の帰属家賃は前年比0.0%と14ヶ月ぶりにマイナス圏を脱した。
総合指数は前年比▲0.2%(8月:▲0.2%)、食料(酒類除く)及びエネルギーを除く総合は同▲0.3%(8月:▲0.2%)であった。
消費者物価指数の調査対象584品目(生鮮食品を除くと523品目)を、前年に比べて上昇している品目と下落している品目に分けてみると、2006年半ば以降、上昇品目の割合が下落品目の割合を上回る傾向が続いている。
2007年9月の上昇品目数は245、下落品目数は224(いずれも生鮮食品を除く総合ベース)となり、「上昇品目割合」-「下落品目割合」は4.0%(8月は9.2%)となり、先月に比べると上昇品目の割合が若干低下した。

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経済研究部   経済調査室長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

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