2007年07月27日

消費者物価(全国07年6月、東京07年7月)~コアCPIはマイナスだが、消費者は物価上昇を実感

経済研究部 経済調査室長   斎藤 太郎

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■見出し

・コアCPIは5ヵ月連続のマイナス
・東京のコアCPI(7月)は2ヵ月連続のマイナス
・消費者物価指数と消費者の実感が乖離する理由

■introduction

総務省が7月27日に公表した消費者物価指数によると、6月の消費者物価(全国、生鮮食品を除く総合、以下コアCPI)は、前年比▲0.1%と5ヵ月連続のマイナスとなり、事前の市場予想(ロイター集計:▲0.1%、当社予想も▲0.1%)通りの結果だった。
ガソリン価格の上昇から、石油製品価格が前年比1.4%と5ヵ月ぶりに上昇したが、被服及び履物の上昇幅が縮小したこと(5月:前年比0.6%→6月:同0.4%)、宿泊料が前年比1.9%から同▲0.7%、パック旅行が前年比2.8%から同▲3.6%となるなど、教養娯楽のマイナス幅が拡大したこと(5月:前年比▲1.4%→6月:同▲2.0%)がそれを相殺した。
総合指数は前年比▲0.2%(5月:0.0%)、食料(酒類除く)及びエネルギーを除く総合は同▲0.4%(5月:▲0.3%)であった。

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経済研究部   経済調査室長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

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