2006年06月25日

何のための退職給付制度か

松浦 民恵

文字サイズ

2012年の適格退職年金廃止に向けて、中堅・中小企業の退職給付制度の改定が進みつつある。
一方、退職給付制度が雇用管理において担ってきた、労働力の需給調整や従業員モラールの維持・向上といった役割は、今後、特に中堅・中小企業にとって一層重要になってくると考えられる。
企業が退職給付制度の方向性を検討するにあたっては、適格退職年金の受け皿議論にとどまらず、自社の雇用管理における退職給付制度の今日的意味を十分に吟味する必要がある。

Xでシェアする Facebookでシェアする

松浦 民恵

研究・専門分野

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【何のための退職給付制度か】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

何のための退職給付制度かのレポート Topへ