- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 米国経済見通し~転機を迎える消費環境
2006年03月17日
<米国経済の動き>
- 2005年10-12月期の景気の減速(前期比年率+1.6%)は一時的要因と見られ、2006年の景気への影響は大きくない。特に、2006年上半期はハリケーンからの復興需要や消費・設備投資の伸びに支えられ、堅調な推移が見込まれる。
- しかし、これまで景気を支えてきた消費支出には、金利上昇や住宅市場の軟化、負債の積み上がり、マイナスの貯蓄率等の課題を抱え、転機を迎えている。今後は、次第に減速の動きとなろう。
- 原油価格の高止まりが続いていることもあり、インフレ関連指標の動向とFRBの利上げ政策が注目される。バーナンキ新議長の下でも、FRBがインフレ圧力の持続を懸念していることには変わりなく、当面、利上げ政策が続きそうだ。
- 2006年の成長率は3.3%、2007年は2.9%の成長が見込まれる。
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
研究・専門分野
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月18日
サイレントマジョリティ⇒MAGAで熱狂-米国大統領選挙でリベラルの逆サイレントマジョリティはあるか- -
2024年04月18日
「新築マンション価格指数」でみる東京23区のマンション市場動向【2023年】(1)~東京23区の新築マンション価格は前年比9%上昇。資産性を重視する傾向が強まり、都心は+13%上昇、タワーマンションは+12%上昇 -
2024年04月17日
IMF世界経済見通し-24年の見通しをやや上方修正 -
2024年04月17日
不透明感が高まる米国産LNG(液化天然ガス)輸入 -
2024年04月17日
英国雇用関連統計(24年3月)-失業率は増加し、雇用者数も減少
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【米国経済見通し~転機を迎える消費環境】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
米国経済見通し~転機を迎える消費環境のレポート Topへ