2006年01月25日

職業で見るわが国の自殺

生活研究部 研究員   天野 馨南子

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■目次

1.1998年の自殺者急増の背景
2.職業別自殺者数の推移
3.仕事がもたらす自殺

■introduction

2005年8月の当レポートにおいて、わが国が世界最高水準の高自殺率国であることを紹介し、1998年に自殺者が急増したこと、ならびにその後、自殺者数が一向に減少傾向に転じないことを紹介した。今回はこの98年自殺者急増、その後の自殺率高水準推移の背景に迫るため、自殺者の属性について分析を行うこととしたい。
98年、わが国の自殺者数は対前年34.7%と大幅に増加した(図表-1)。実数で見ると24,391人から32,863人へ、およそ8,000人の増加である。この背景を探るため、警察庁が毎年公表する自殺概要プレス資料過去10年分を分析した。その結果、職業別自殺者数を追うことにより、98年の自殺者増加、その後の自殺率高水準推移に関連すると考えられる興味深い結果が得られた。

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生活研究部   研究員

天野 馨南子 (あまの かなこ)

研究・専門分野
少子化対策・女性活躍推進

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