2004年12月25日

2005年度経済見通し

櫨(はじ) 浩一

このレポートの関連カテゴリ

文字サイズ

2002年1月を底に回復に転じた日本経済であるが、足元で景気の回復力は弱まっている。
輸出の伸び鈍化による外需の悪化が、設備投資の伸びを低下させており、これまで堅調と考えられてきた消費も、家計所得の低迷等から減速している。
10月以降ジリジリと円高が進んでいることも加わって、輸出の伸びの鈍化から景気は2005年初めをピークに後退に至るだろう。
2004年度の実質成長率は2.0%、名目成長率は0.8%と見込まれる。2005年度は、実質成長率が0.5%、名目成長率は▲0.3%と大きく減速するだろう。

Xでシェアする Facebookでシェアする

このレポートの関連カテゴリ

櫨(はじ) 浩一 (はじ こういち)

研究・専門分野

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【2005年度経済見通し】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

2005年度経済見通しのレポート Topへ