2004年09月25日

ユーロ圏の最適通貨圏化は進んでいるのか

経済研究部 上席研究員   伊藤 さゆり

文字サイズ

域内諸国の産業構造の類似性は最適通貨圏の条件の1つである。90年代半ば以降、EUではコア国と非コア国の分業が拡大、機械機器を中心に産業内貿易が拡大した。
しかし、中小国は特定産業への高い輸出特化あるいは輸入特化の傾向を示しており、産業内貿易が拡大した分野でも製品特性や価格帯の棲み分け、当該産業の経済に占めるウェイトの違いがある。
産業構造面からは域内の非対称的ショックの可能性は低下していないと思われる。

このレポートの関連カテゴリ

43_ext_01_0.jpg

経済研究部   上席研究員

伊藤 さゆり (いとう さゆり)

研究・専門分野
欧州経済

レポート

アクセスランキング

【ユーロ圏の最適通貨圏化は進んでいるのか】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

ユーロ圏の最適通貨圏化は進んでいるのかのレポート Topへ