- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 日本経済 >
- 短観速報~景況感は改善。先行きには懸念も
2003年12月12日
<今週の焦点>12月短観~円高で先行きは楽観できず
- 大企業・製造業の業況判断DIはプラス11(9月調査1)となり、景況感の改善が続いている。しかし先行きは8と悪化しており、このところの円高が影響していると見られる。大企業・非製造業の業況判断DIは▲9(9月調査▲13)、先行きも▲7と改善が見込まれている。2003年度の経常利益の計画は、全規模・全産業で10.0%増だが前回調査からは下方修正となった。設備投資計画(ソフトウエア除き)は全規模・全産業で3.4%の増加となった。
- 足もとでは景気の回復が続いていることが確認できたが、このところの円高で収益の伸びは鈍化しており、企業は先行きに対して警戒感を強めていることを示すものである。当面は設備投資の伸びによる景気回復が期待できるが、先行きは楽観できない状況にある。
このレポートの関連カテゴリ
櫨(はじ) 浩一 (はじ こういち)
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月23日
他国との再保険の監督に関する留意事項の検討(欧州)-EIOPAの声明 -
2024年04月23日
気候変動-温暖化の情報提示-気候変動問題の科学の専門家は“ドラマが少ない方向に誤る?” -
2024年04月23日
今後お金をかけたいもの・金融資産 -
2024年04月23日
今週のレポート・コラムまとめ【4/16-4/22発行分】 -
2024年04月22日
2024年3月、グローバル株式市場は上昇が継続
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【短観速報~景況感は改善。先行きには懸念も】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
短観速報~景況感は改善。先行きには懸念ものレポート Topへ