2003年08月20日

横這い状態の景気~2003年度改定経済見通し

経済研究部 専務理事   櫨(はじ) 浩一

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<再浮上への関門:2003年度は1.2%成長>
  1. イラク戦争やSARSの影響は軽微にとどまり、株価上昇などで日本経済はやや明るさを増したが、景気は年初からほぼ横這い状態を続けていると見られる。
  1. 日本経済が横這い状態を脱して再び回復経路を歩むには、輸出の伸びと為替市場の安定が続くこと、夏の消費の落ち込みが景気に大きな影響を与えないことなどいくつかの関門がある。
  1. 年末にかけて輸出と消費が低調と見込まれるため、当面景気は低迷すると予想される。しかし、これまでのイラク戦争やSARSの影響が軽微で済んだことで、予想されていた調整は軽い可能性が大きい。2003年度の実質成長率は1.2%となると見込まれるが、名目成長率は▲1.2%の減少となるだろう。
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経済研究部   専務理事

櫨(はじ) 浩一 (はじ こういち)

研究・専門分野
マクロ経済・経済政策

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