2002年10月25日

本当に有利か?ワンルームマンション投資

岡 正規

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■目次

1.再び人気を呼ぶワンルームマンション投資
2.いくつかの「利回り」指標
3.不動産のリスクプレミアムを考慮
4.求められる投資家教育と適切な情報開示

■introduction

「低金利時代に高利回りが期待できる」、「ペイオフ対策の新たな運用手段」、「家賃収入を将来の年金の一助に」などのキャッチコピーで、ワンルームマンション投資が再び人気を呼んでいる。
前回のバブル期は、転売時の値上がり益や節税効果を狙った投資が主流であったが、今回は、低金利下における長期安定的な利回り商品という性格付けが個人投資家にアピールしているようだ。
しかし、ワンルームマンション投資は、個人にとって本当に有利な資産運用手段であるといえるのか。少なくとも、重要な投資判断材料のひとつである利回りについて、正しい理解なしに投資判断を行っている個人が多いように見受けられる。

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