- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 欧州経済 >
- 欧米経済・金融動向/トピックス:米国の経常赤字とドル
<米国経済> 直近の経済指標は、米国経済が緩やかな回復途上にあることを示している。しかし、企業業績の回復の遅れ、企業会計への不信、テロ事件再発への懸念等が重なり、株式市場が急落を見せるとともに、米国経済の回復が遅れるのではないかとの見方が高まっている。
<米国金融> 米国金融市場では、株安の加速によって金利先高観が一段と後退し、年内は利上げなしとの見方がコンセンサスになっている。こうした中、長期金利は一時4.5%台まで低下した。
<欧州経済> ユーロ圏の景気は、緩やかなテンポで回復している。米国市場の動揺、ユーロ高の進行で、早期利上げ観測は急速に後退している。英国でも、歴史的低金利下で高騰した住宅価格の動きに警戒感を示しながら、外部環境の不透明、株安に配慮し、政策金利は据え置かれている。
<今週のトピックス:米国の経常赤字とドル> 為替市場では、ドルが最近の下落にもかかわらず、依然高水準を維持しており、80年代以来の「ドル高」「経常収支赤字拡大」となっている。はたして、今回も85年プラザ合意のようなドルの急激な切下げが起こる可能性はあるのだろうか。
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
熊谷 潤一
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月25日
欧州大手保険グループの地域別の事業展開状況-2023年決算数値等に基づく現状分析- -
2024年04月24日
中国経済の現状と注目点-24年1~3月期は好調な出だしとなるも、勢いが持続するかは疑問 -
2024年04月24日
人手不足とインフレ・賃上げを考える -
2024年04月24日
米国でのiPhone競争法訴訟-司法省等が違法な独占確保につき訴え -
2024年04月23日
他国との再保険の監督に関する留意事項の検討(欧州)-EIOPAの声明
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【欧米経済・金融動向/トピックス:米国の経常赤字とドル】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
欧米経済・金融動向/トピックス:米国の経常赤字とドルのレポート Topへ