2002年07月01日

短観速報~景況感が大幅改善:景気底入れを確認

経済研究部 経済調査室長   斎藤 太郎
経済研究部 専務理事   櫨(はじ) 浩一

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<今週の焦点>景気底入れを確認~懸念される設備投資の弱さ

  1. 大企業・製造業の業況判断DIは▲18(3月調査▲38)と大幅に改善し、先行きも▲11とさらに改善が見込まれている。大企業・非製造業の業況判断DIも▲16(3月調査▲22)と改善し、先行きも▲12と改善が見込まれており、景気底入れを確認するものとなった。
  2. 2002年度設備投資計画は大企業・全産業で3月調査から▲1.1%の下方修正となり、前年度比▲6.7%となった。業況感の大幅改善にも関らず大企業・製造業の設備投資が3月調査から▲3.2%下方修正され▲8.9%の減少となるなど、設備投資の弱さが懸念される。
  3. 在庫判断、雇用判断、生産・営業設備判断、価格判断などの諸判断項目には改善が見られるが、中小企業を中心に依然として資金繰りの先行きに対する懸念が残っている。
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経済研究部

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

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経済研究部

櫨(はじ) 浩一 (はじ こういち)

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