2002年05月02日

金融為替市場の動き/中小企業の金融逼迫感が最悪に

  熊谷 潤一
経済研究部 チーフエコノミスト   矢嶋 康次

文字サイズ

<金融為替市場の動き>

  1. 債券市場は、新年度入り後需給改善から堅調な相場となったが、S&P社の国債格下げ(4/15)により金利低下がとまり再び1.4%台に。GW明けの国会動向で、小泉改革の一段の遅れや政策自体の転換といったシナリオが強まればさらなる金利上昇の可能性が高い。
  2. 円レートは、当面は円の底堅い推移が続く。但し、目先はムーディーズによる日本再格下げの可能性や日本の当局による円高懸念発言といった「ヘッドライン」的な円売り材料が円高の流れを一時的に阻止する可能性が予想され、一本調子の円高も考えにくい。

<今週の焦点:中小企業の金融逼迫感が最悪に>

  1. 銀行サイドからの貸出先の選別、貸出金利引き上げの動きが高まっており、特に中小企業の資金繰り逼迫感は最悪の状態となっている。上向きかけてきた景況感への悪影響が懸念される。
35931_ext_15_1.jpg

熊谷 潤一

46_ext_01_0.jpg

経済研究部

矢嶋 康次 (やじま やすひで)

レポート

アクセスランキング

【金融為替市場の動き/中小企業の金融逼迫感が最悪に】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

金融為替市場の動き/中小企業の金融逼迫感が最悪にのレポート Topへ