- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 個人消費 >
- 生産重視から消費重視へ持続的回復への道
2002年04月12日
<日本経済>
- 鉱工業生産は底打ちの動きを示している。米国景気の回復が続けば輸出主導で日本経済も回復に向かうだろうが、雇用環境の悪化による消費の低迷は避けられず回復力は弱い。
- 金融市場は年度末の混乱を乗り切ったが、市場の不安要因は多い。中東情勢の緊迫やこれによる原油価格の上昇は、「有事のドル高」ではなく逆に円高要因となるだろう。
<今週の焦点:経済政策の視点>
- 底打ちの動きを見せている景気回復が持続的なものになるためには、消費の伸びが不可欠である。しかし企業の固定費削減が課題となっている中では、企業収益の改善は雇用・所得環境の改善にはつながり難い。
- 経済政策の視点を景気悪化の反転から景気回復の持続へと移す必要がある。日本の経済政策はこれまでの生産重視から消費重視へと転換を迫られている。
このレポートの関連カテゴリ
櫨(はじ) 浩一 (はじ こういち)
研究・専門分野
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月19日
しぶといドル高圧力、一体いつまで続くのか?~マーケット・カルテ5月号 -
2024年04月19日
年金将来見通しの経済前提は、内閣府3シナリオにゼロ成長を追加-2024年夏に公表される将来見通しへの影響 -
2024年04月19日
パワーカップル世帯の動向-2023年で40万世帯、10年で2倍へ増加、子育て世帯が6割 -
2024年04月19日
消費者物価(全国24年3月)-コアCPIは24年度半ばまで2%台後半の伸びが続く見通し -
2024年04月19日
ふるさと納税のデフォルト使途-ふるさと納税の使途は誰が選択しているのか?
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【生産重視から消費重視へ持続的回復への道】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
生産重視から消費重視へ持続的回復への道のレポート Topへ