2002年02月15日

欧米経済動向

土肥原 晋

経済研究部 常務理事 伊藤 さゆり

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<米国経済>

  1. 10-12期実質GDP が+0.2%と若干ながらプラス成長となったことから(下図)、米国景気に底入れ感が広がっている。1-3期は消費支出の反動減が予想され、このまま順調に回復に向かうとの見方には無理があるが、米国経済は下期回復に向け徐々に条件を整えつつあると思われる。

<欧州経済>

  1. ユーロ圏では企業景況感が改善し、景気回復期待が高まっている。英国では生産、投資の低迷の一方、消費の堅調は続いている。ユーロ圏、英国ともに1月の物価は厳冬で生鮮食品価格が高騰したことなどで上昇幅が拡大した。
  2. EU財務相会議は、欧州委員会が提案した財政赤字が急拡大しているドイツ、ポルトガルへの「早期警告」を見送った。
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