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不良債権問題が深刻さを増すなかで、かつての高成長の原動力とされていたわが国企業システムの欠陥が多数指摘されている。
株価の長期低迷によって、これまで経営権の安定をもたらしてきた「株式持ち合い」も同様である。
98年3月末の株式持合比率は調査開始来の最低水準となり、解消の加速化が見られる。
井上 英昭
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