1997年02月01日

カナダの公的年金制度見直しの動きについて

  清水 敬

文字サイズ

■見出し

はじめに
1.カナダにおける老齢者所得保障制度の概要
2.CPP財政悪化の原因
3.CPP財政再建に向げた政府提案
4.政府提案に対する国民の反応
5.その後の動き
終わりに

■introduction

カナダペンションプラン(Canada Pension Plan,以後CPPと記述)は1966年に創設されたカナダの公的年金制度の柱の一つであり、既に創設後30年が経過している。CPPは国民に老後の退職年金・障害給付・遺族給付を支給する事を目的とした制度だが、近年CPP財政の悪化が顕在化している。すなわち給付額が予想以上のスピードで増加してきており、このままいくと、ベビープーマー(第二次世界大戦後のベビープームに生まれた世代)が老後を迎える頃にはCPP財政が破綻する可能性が高いということである。現在、連邦政府が州政府と共同してCPPの抜本的な見直し作業を進めており、本稿ではその動きをご紹介したい。。

このレポートの関連カテゴリ

清水 敬

研究・専門分野

レポート

アクセスランキング

【カナダの公的年金制度見直しの動きについて】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

カナダの公的年金制度見直しの動きについてのレポート Topへ